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TransToach

Toachによる小説イラストブログ。 TS物を中心に書いていこうと思っています。 ばらばらに書いているので、 まとめ読みする時は小説一覧からどうぞ

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探索・攻守交代

「な、何を考えてるんだ…!」

慌てて首を振り、平常心を取り戻そうと顔にシャワーを浴びる。しかし、このエロい身体に、一度ついた勢いは止まらなかった。身体を洗う手が、ふっくらとした尻に触れた途端、

「はうぅ…っ」

この上なく気持ちのこもった喘ぎ声が出る。俺、こんな声だせたのか…じゃなくて。

「尻に触っただけなのに…」

頭がぽうっ、としてくる。もうやめないと、と頭では分かっているものの、手が勝手に尻を撫でまわしている。

「うふっ…ああ…」

空いていた片方の手を、立派な胸の塊に伸びる。ふわっとしたそれをぎゅっ、と握りしめた。

「あ痛っっ!?」

刺すような痛みが走り、思わず手を離す。今まで、こんなことは無かったのに…と考えたところで、自分でするのは初めてだったことに気づいた。なんだ、俺が一番下手だった、ってことか。

「んっ…あぅ…」

気を取り直して、今度は優しく胸に触れる。最初は表面をさするように、揉みはじめたら、だんだん強く、押しつぶすように。

「ううっ…ああ、気持ちいい…」

いつの間にか声が出て、気恥ずかしさに目をそらす。目線の先にちょうど鏡があり、その中からは赤毛の美女が、自分の胸と尻に手をあて、紅潮した顔でこちらを見ていた。そうか、今は俺が…

『…ん、なんだ、お楽しみだったか』
「…んふ…うあああっ!?いや、これは!」

スーラが目を覚ました。せっかく良いところだったのに、との思いを必死に追いやって、なんとか言いわけしなければ、と考えている俺の苦悩を無駄にするように、とんでもないことを言ってのける。

『そうだ、どうせなら、昨日の続きをしようか。今度は交代、ということで』
しゅるるるっ。どたん。
言うがはやいか、俺の手首のあたりと、腰の後ろあたりから、真っ赤な触手がするすると伸びてくる。敵と戦うときに幾度となく目にした、スーラの触手だ。いつもと違うのは、触手はみるみるうちに、俺の身体に絡み付いていく、という点だ。足を取られて尻餅をついた後は、あっと言う間に身動きがとれなくなる。

「や、やめろスーラ…っ」
『そうは言ってもな…』

ぬるぬると全身にまとわりついた触手が、きゅっ、と、少々きついくらいに締め付けてくる。火照った身体にひんやりとした触手が心地よく、思うように抵抗できない。そんな俺の様子を知ってか知らずか、触手がさわさわと、愛撫を始めた。

「あ、ああっ…やだ…」

もじもじと逃げようとするものの、立ち上がることもできないのでは、どうにもならない。それどころかスーラは、太ももや、首筋といった敏感なところにわざと触手を固定して、俺が逃げようと動くことで快感が生じるようにしている。

「うんっ…あ、やあんっ…んっ…」

先ほど中断させられた乳房への愛撫が、スーラの触手で再開される。きゅうっ、と乳を絞るように巻き付いた触手が、強くもなく弱くもなく、絶妙な加減で刺激を与えてくる。上手だな…とかぼんやりと考えていると、スーラはますます調子にのって、乳首へと触手を伸ばす。

「あはぁぁっ!あんっ…」

乳首へ到達すると同時に、股間に伸びた触手が、膣の入り口をつん、とつついてきた。期待していた快感と、予想していなかった刺激に、思わず嬌声をあげた。きゅうっ、と、下腹部が収縮し、肉棒のない股間に違和感を感じる。見ることはできないが、濡れてきているのだろう。

「んっ、あんっ、あぁんっ…き、もち、いい…あっ、あぁ…っ」
ちゅぷ…
もはや抵抗する理由もなく快感をむさぼる。頃合いよしとみたか、スーラの触手が股を割って、ぐぐっ…と身体の中に入ってくる感触。少しの嫌悪感があったものの、相手が四六時中精神同居しているスーラでは、快感の方が圧倒的に勝っていた。触手を迎えるように腰を振ると、スーラも喜んでますます深くに潜りこんでくる。

「やっ、ふあぁっ…あん、はぁん…あはっ!」

身体の芯が、直接叩かれている感触。重く甘い痺れが全身に行き渡り、俺は大きく息を吐いた。

「あぷ…んむむっ…ぷは、ん…っ」

大きく開いた口の中に、スーラの触手が侵入してくる。びっくりして噛みそうになるが、危ういところで留まる。得体の知れない赤いモノに口の中を犯される感触が、不思議な快感となって脳にひびく。知らないうちに、舌を絡めていた。

「ちゅぷっ…んぷ。ふぁぁっ…」

口の中の触手を愛撫すると、鏡の方を向くことになった。鏡に映るのは、全身に赤い触手がまとわりつき、口と股間から犯されている一人の女の姿。それを見たとたん、俺の中で何かが燃え上がった。

「あ、や、だめぇ…」
ちゅぷ、にちゅっ…ちゅくっ。
ひく、ひく、ひく、と股間が脈動する。それに合わせるように触手が蠢き、愛液と粘液を俺の中で混ぜ合わせる。女体は頂点に向けて、一気に加速をはじめた。

「んあ、あっ、あ、イク、イク…んんッッ」
びく、びく、と身体が痙攣し、一瞬、意識が白くなる。

どくっ、どく、どくん!
計ったようなタイミングで、全身に絡み付いた触手の先端から、白い粘液が吐き出される。俺の口の中、そして、ヴァギナにも存分に注がれる。冷たい触手とは対照的に、まるで精液のように熱い。その感触に、愛おしくなるような快感を覚えた。

「あつ、熱い…!んく、んぷぅっ…はぅ…」
とぷ…どぷっ…
股間から触手が引き抜かれ、粘液と愛液の混ざったものがあふれでる。中に入っていたものを惜しむように、女性器がひくついているのを感じる。

「き、気持ち…良かった…」
スーラとの触手セックス。そのあまりの快感に、俺は触手による拘束が解けたあとも惚けたまま、風呂場にへたりこんでいた。

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